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DEMO OPS ※ミッション名を押すと、詳細ページを見れます。 名称 難易度 【DEMO:01】国境なき軍隊 ★ 【DEMO:02】依頼 ★ 【DEMO:03】動機 ★ 【DEMO:04】資材搬入施設 ★ 【DEMO:05】隠れ家へ ★ 【DEMO:06】強襲装甲車両 G型 LAV-typeG遭遇 ★ 【DEMO:07】再会 ★ 【DEMO:08】囚われた少年 ★ 【DEMO:09】列車車庫(ターミナル) ★ 【DEMO:10】核弾頭の行方 ★ 【DEMO:11】火口内基地の男 ★ 【DEMO:12】クラウド・フォレスト ★ 【DEMO:13】汎用戦闘ヘリコプター Mi-24A接近 ★ 【DEMO:14】遭難者 ★ 【DEMO:15】研究施設(ラボ)内部 ★ 【DEMO:16】追憶 ★ 【DEMO:17】最終実験地 ★ 【DEMO:18】コクーン襲来 ★ 【DEMO:19】ピースウォーカー格納庫 ★ 【DEMO:20】尋問・1 ★ 【DEMO:21】尋問・2 ★ 【DEMO:23】起動 ★ 【DEMO:24】追跡 ★ 【DEMO:25】ニカラグア ★ 【DEMO:26】通信塔 モニタールーム ★ 【DEMO:27】ピースウォーカー発動 ★ 【DEMO:28】偽装データ ★ 【DEMO:29】報復 ★ 【DEMO:30】平和 ★ 【DEMO:31】潜入工作員 ★ 【DEMO:32】決着 ★ 【DEMO:33】天国の外側 ★ 【DEMO:34】出会い ★ 【DEMO:35】怪獣島(イスラ・デル・モンストルオ)へ ★
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本記事はVer.1.5.0時点での評価となります。 メタルギアソリッド マスターコレクション Vol.1 【めたるぎあそりっど ますたーこれくしょん ぼりゅーむわん】 ジャンル タクティカル・エスピオナージ・アクション 対応機種 Nintendo Switchプレイステーション4プレイステーション5Xbox Series X/SWindows(Steam) 発売元 コナミデジタルエンタテインメント 開発元 コナミデジタルエンタテインメントM2(*1)ロケットスタジオ(*2) 発売日 2023年10月24日 定価 7,480円(税込) プレイ人数 1人 レーティング CERO D(17才以上対象) 備考 PS4/XSX版はダウンロード専売海外ではXSXにもパッケージ版あり 判定 良作 ポイント 『MGS』シリーズの集大成となるオムニバス海外でのみ発売されていたタイトルまで収録読み応えのあるマスター シナリオブック メタルギアシリーズ 概要 収録タイトル 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 世界が再び、息を潜める 概要 人気ステルスアクション『メタルギア』シリーズの集大成となるオムニバス移植第1弾。 近年のコナミが展開している過去作品のコレクションシリーズ同様、おまけ要素を追加した移植となっている。 後述の通り、厳密には各作品の「マスターコレクション版」のバンドルという扱いで、『MGS1』〜『MGS3』については単品販売も存在する。 Switch/PS5にはパッケージ版も存在し、メディアとしては1つにまとまっているが、挿入すると下記のソフトが別ソフトとして並んだ状態で表示される。 なお、Switch版はパッケージ版でも別途データをダウンロードする必要がある。詳細はこの記事を参照。 収録タイトル 各タイトルにはシリーズの設定や攻略情報を記載した「マスターブック」と、過去に発売された書籍「シナリオブック」の電子版が収録されている。 無料DLCの言語パックをダウンロードすることで、他言語でのプレイにも対応。 個別版タイトル 収録作 備考 メタルギア メタルギア2 ソリッドスネーク メタルギア 『MGS HD』収録版準拠の移植。英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語版も収録されている。セーブデータは日本語以外の各言語間で共有可能だが日本語版との共有はできない。ソフトは個別にダウンロードされるが、下記『MGS』とセットの扱いで単品販売はない。 メタルギア2 ソリッドスネーク メタルギアソリッド(マスターコレクション版) メタルギアソリッド 無料DLCで北米版と欧州版(*3)もプレイ可能。 メタルギアソリッド インテグラル 本作中では日本語字幕・英語音声でプレイできる唯一のソフト。 METAL GEAR SOLID VR MISSIONS 無料DLC。それぞれ北米と欧州で発売された『インテグラル』のVRディスク単独の商品。国内版とは一部変更点が存在している(*4)。 METAL GEAR SOLID SPECIAL MISSIONS メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ(マスターコレクション版) メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ 『MGS HD』版ベースでの移植。無料DLCで英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語版もプレイ可能。セーブデータは日本語以外の各言語間で共有可能だが日本語版との共有はできない。 メタルギアソリッド3 スネークイーター(マスターコレクション版) メタルギアソリッド3 スネークイーター 『MGS HD』版ベースでの移植。無料DLCで北米版(*5)と欧州版(*6)もプレイ可能。セーブデータは日本語以外の各言語間で共有可能だが日本語版との共有はできない。 メタルギアソリッドマスターコレクション Vol.1ボーナスコンテンツ メタルギア (FC) 『MG』は英語版もプレイ可能。左記のソフトのほか、デジタルサウンドトラックを収録。『バンドデシネ』の2作品は別途ダウンロードが必要。『マスターコレクション Vol.1』にのみ付属し、単品販売はない。 Snake s Revenge メタルギアソリッド バンドデシネ メタルギアソリッド2 バンドデシネ 評価点 良好な移植度と豊富なボリューム 後述する軽微な移植ミスこそ見られるがそれらもアップデートで改善されており、基本的には問題なくプレイ可能となっている。 各バリエーションや電子書籍も含めれば膨大なボリュームとなる。定価だけ見ると決して安い値段ではないが、コストパフォーマンスそのものは非常に優秀。 『MGS』はPS版をエミュレーション動作で移植している。 サイコ・マンティスのセーブデータを読み込むイベントのためだけに仮想メモリーカードを編集する機能が搭載されており、反応する他タイトルのセーブデータも全て用意されている。当時そのままの遊びを再現してくれているのは嬉しいところ。 同ボス戦の読心能力を回避する方法についても、原作そのままの方法の他に、L+Rで開く専用メニューで設定可能にする形でも実行可能としている。 スナイパー・ウルフ2戦目後のディスク入れ替えもそのままだが、同場面になると自動的にディスクを入れ替える処理を行い、ディスクを入れ替える専用の演出まで用意されているこだわりよう。日本版・インテグラル版・北米版・欧州版でディスクのデザインが違うという細かい部分まで再現。 例の「パッケージの裏」は、オンラインマニュアルを開いた際に表示される表紙を裏返すと原作のパッケージ裏が収録されているという遊び心も。 オンラインマニュアルを開く前にゲーム内で表示されるため、仮にオンラインマニュアルが消滅したとしても参照不可になる心配は無い。 パッケージ販売されているSwitch/PS5版のパッケージ裏にもバッチリ載っている。 『インテグラル』も同時収録されたため、日本語音声のイベントシーンと『インテグラル』限定要素を1本のソフトで楽しめるようになった。 細かい点だが、ボタンのアイコンもPS版の雰囲気を崩さないまま各機種に合わせたアイコンに差し替えられている。 『MGS2』『MGS3』は『MGS HD』に存在した移植ミス(*7)が修正されている。 『MGS2』はVer.1.5.0でポーズ中にL+Rを押すと開く新規のポーズメニューが追加され、一部設定の変更やオンラインマニュアルの閲覧、ソフトリセットを使わずにタイトル画面やメインメニューに戻ることができるようになった。これにより、ソフトリセットの反応が悪い場合でも遊びやすくなった。 『MGS3』はオリジナル版やPS3/360版でも存在していた処理落ちが軽減されているため、これまでの移植で一番遊びやすい。オンラインマニュアルには原作の説明書に収録されていたコミックもちゃんと収録されている。 『MGS HD』収録作に加え、ボーナスとしてFC/NES版『MG』と国内未発売だった『Snake s Revenge』が収録され、DLCの『VR MISSIONS』『SPECIAL MISSIONS』まで含めれば収録タイトル数は11タイトルとボリュームも増している。 特に『Snake s Revenge』はプレイするためのハードルが高かったこともあり、本作での収録は喜びの声が上がった。ただし、日本語には非対応である。 初代『MGS』の収録も『MGS HD』ではPS3版限定要素(*8)だったため、ようやく他ハードでもプレイ可能になった。 『MGS2』『MGS3』本編及びPS2版『MG』『MG2』のセーブ・ロード時間は本元のPS2では長かったが、本作では高速化された『MGS HD』よりもさらに短くなっている。 PS5版はまさに一瞬と言えるほどに速いが、本作対応ハードの中ではスペックの劣るSwitch版でも充分速くなっており、機種性能の差に悩まされることはない。 『MGS HD』では追加されたメニュー画面からタイトル画面に移動する時のロード時間が1分以上もかかっていたが、本作ではこちらも高速化されている。 イベントシーンはゲーム起動時の警告文にある通り、オリジナル版から一目で分かるようなカット・改変は一切されていない。 旧作のリメイクやリマスター、移植版や復刻版でさえも、それこそ『MGS3』のテーマの如く移り変わる時勢や世間の価値観の変化により表現の変更や削除を余儀なくされることが多い(*9)中、本作は表現の変更がほとんど無い。 台詞やテキストはボタン操作に関するもの以外に書き直しは無く、各種演出もほぼ当時のまま。当時以上に物議をかもしそうな『MGS2』のOPでソリッド・スネークが火の付いたタバコをポイ捨てするシーン(*10)も削除・改変されることなく収録されている。 実は、以下に挙げる通り原作から変更されている点もあるが、いずれも言われなければ気付かないような細かい点であり、当時のプレイヤーが気になるものではない。 オリジナル版及び『MGS HD』のアイテムボックスに赤十字が表示されているものがあったが、緑十字に変更されている(*11)。 『MGS』でメリルに衣服を奪われたジョニーが倒れているシーンは、海外版に限りパンツも脱がされて全裸にされていた(*12)が、日本語版と同様にパンツ一丁(*13)になっている。 読み応えのあるマスターブックとシナリオブック マスターブックは本作に収録されていない『MGS4』以降で明かされた設定を含め、ストーリー・キャラクターの詳細な解説が用意されている。 史実とゲームで起きた出来事を交えた年表やキャラクター紹介に加え、各作品で起きた事件の目的や裏に隠された意図まで整理して解説してくれているので、複雑なストーリーの理解を助けてくれる。シリーズ全体を通したネタバレだらけのため、選択時に警告が表示されるほど。 また、過去に発売された公式攻略本から小ネタ集や攻略情報も再録されており、ゲームを余すことなく楽しめるようになっている。 『MGS2』のドッグタグリストや『MGS3』のケロタン一覧とマップ集はチェックボックスもあるので、印刷して実際の攻略に役立てることもできる。 『MGGB』や『MGA』などの正史シリーズ以外のスピンオフ作品に関しても、簡易的ながら紹介されている。 シナリオブックは過去に発売された同名の書籍を電子化したもので、メインシナリオはもちろん、無線会話集も全てのパターンを網羅しており読み応え抜群。 書籍版同様、開発段階のシナリオを元にしているためゲーム本編とは一部異なる部分があるが、そういった部分には注釈が入っている。製品版との違いを比べるのも楽しい。 両ブックとも、画面の拡大や目次・しおり・ページスキップといった機能を搭載しているため快適に読むことができる。BGMを流しながら読むことも可能。 その他 Switch版は『MGS2』と『MGS3』に限りHD振動に対応している。 『MGS2』ではオープニングデモにてスネークがタンカーに着地するシーンなど、『MGS3』ではムービー中にスネークが無線機のスイッチを入れる時やローリング時などが分かりやすい。 賛否両論点 リマスターではない このため『MGS2』や『MGS3』は『MGS HD』同様の720p、『MGS』に至ってはPS1の解像度のまま引き延ばしているため画面がボケてしまっている。 『MGS2』と『MGS3』は肉眼で見る分にはディスプレイ通りの解像度で描画されるSwitch携帯モード時が一番くっきり見える。 ただし、PS5版はアンチエイリアスが綺麗で見映えが若干マシになっている。特にモアレ(*14)の軽減が顕著。 また、『MGS HD』同様にゲームを起動した際に表示される企業ロゴがスキップできない問題もそのまま。本作起動時の注意表示などは2回目以降飛ばせるようになっているのだが…。 Ver.1.4.0のアップデートでスムージングに対応したことで『MGS』で発生するジャギーだけは軽減されるようになった。 ただし発売前からリマスターとは謳われておらず、単純な移植でしかないのでこればかりはしょうがない。 操作性 仕方のないことだが、『MGS2』『MGS3』の操作は『MGS HD』の360版がベース。 現在のコントローラーは感圧式ボタンがL2/LT、R2/RTのみとなっている関係上、原作通りの操作を再現することはできない。360版をプレイしたユーザー以外は慣れるしかない。 『MGS HD』で発生していたCQCで首切りが誤発動してしまう問題は、Ver.1.3.0のアップデート時にボタン配置が変更されたことで起きないよう改善されている。 PS5/XSX/Win版では『MGS』のみ決定とキャンセルが逆になる。 PS版をエミュレーション動作させているための仕様であるが、他のタイトルでは×/A決定、○/Bキャンセルが『MGS』だけ○/B決定、×/Aキャンセルになるのでややこしいのは確か。 慣れてしまえば特に問題にならない要素ではある。なお、Switch/PS4版は全タイトルで共通なのでこの問題は発生しない。 問題点 『MGS2』『MGS3』における音質の劣化(Switch版以外) 移植のベースとなった360版の記録媒体は容量8.6GBの2層式DVD-ROM(*15)を採用しており、PS3版(*16)では17GBある要素を1枚のディスクに収録させるために音声データが圧縮されたからだと思われる。 Switch版のみPS3版と同等の音質になっている。『MGS2』の場合他機種とは違いNVIDIA SHIELD TV(*17)版がベースとなっているからだと思われるが、『MGS3』は他機種同様に360版がベースとなっているので理由は不明。 Switch版における問題点 『MGS』では無線のチュートリアル音声が一部カットされている。 ボタン名が異なることや他社ハードのボタン名を喋らせない措置と思われるが、カット範囲を文脈に合わせた結果として、該当部分前後の問題ない音声も除去されてしまっており、やり方が雑だと批判が起きた。 ただ、PSコントローラーの「◯ボタン」をはじめとした図形ボタンの名称は現在商標として認定されている上、元が古いゲーム故に亡くなっているキャストも多く新録不可であるため、こればかりは時代の流れとして致し方ない部分が大きい(*18)。 事前に告知されていた点だが『MGS2』はフレームレートがオリジナルやPSV版含む『MGS HD』の60fpsから30fpsへと低下しており、オリジナル版に慣れたユーザーは動きに違和感を感じやすい。 恐らく携帯モードの性能に合わせて開発したためと考えられる。TV・携帯モード共に解像度・フレームレートは変わらない(*19)。 なお、よく見てみるとロッカーを開けるシーンやエリア間を跨ぐシーンなどごく一部のシーンは60fpsで動いているのが分かる(*20)。 また、イベントシーンではモーションブラーを掛けることで、フレームレートが減ったことによる違和感を軽減させている。 『MGS3』も同様に30fpsだが、こちらはオリジナルやPSV版『MGS HD』でも30fpsだったので劣化点と言えるかは微妙。 『MGS2』『MGS3』共に処理落ちはあまり発生しないのでオリジナルや『MGS HD』を知らなければ快適に遊べる。 『MGS3』にて環境音にプチプチノイズが入ることがある。移動時や無線着信音が鳴っている時に顕著。 Win版における問題点 キーボード マウス操作に対応しているが、押しにくいHやM、テンキーに割り振られているため操作しにくい。 もっとも、現代ではPCでもゲームパッドを使用しているプレイヤーは多いため、致命的な問題ではない。ストアページでもコントローラー操作を推奨している。 発売当初、キャラクターが高速で動くバグが見られた。Ver.1.2.2のアップデートにて改善。 これ自体は高リフレッシュレートのモニターを使用している場合にありがちなバグで、60fps上限のモニターを使用するかPC側で垂直同期をするように設定してやるだけで改善できる。実際、アップデート前から対処法は広まっていた。 『MGS2』のセーブデータが破損するバグがあった。Ver.1.3.0のアップデートにて改善。 PCの音量設定を無視して最大ボリュームで音声が鳴るため、単純にうるさかったり音割れするなどの問題があった。 『MGS2』『MGS3』にはPCゲームでは当たり前のウィンドウモードや画質設定が搭載されていなかった。 この2件はVer.1.4.0のアップデートでボリューム設定やウィンドウモード切り替えが実装されたことで解決した。 その他 ゲームプレイに影響する点ではないが『MGS2』の無線中にR1・R2ボタンを押すと聞ける「心の声」が肯定系、Switch版に至っては否定系も含めた一番強いものしか聞けなくなっている。 オリジナル版及びPS3版『MGS HD』は、肯定・否定の度合いがR1・R2ボタンを押す強さに応じて変わるという、PSコントローラーの特性を活かしたシステムだった。 しかし、前述の通り感圧式ボタンが現在のPSコントローラー及びXboxコントローラーではL2/LT・R2/RTのみ、Switchには感圧式ボタン自体が搭載されていない。 にもかかわらず、感圧式ボタンの仕様そのままの状態で移植されたがために、事実上「心の声」の多くがカットされてしまったのである。 ちなみに、同じく感圧式ボタンが無かったPSV版『MGS HD』では「ボタンを押す長さ」で度合いが変わるようになっていた。 総評 オリジナル版や『MGS HD』での攻略法がそのまま通用するほど収録されているゲーム自体の移植度は高く、基本的には良移植。 ハードごとに若干の難点は見られるものの、プレイヤーの声を反映してアップデートを続けており、大方の問題は解決されている。 リマスターでこそないものの、最新機種やPCで名作を遊べるようになったのは、純粋に嬉しいことであると言えよう。 また、シリーズへの理解を深めるおまけ要素の存在もあり、初めてシリーズに触れる人にもおすすめできる一作である。 余談 発表時はSwitch/PS5/XSX/Win版のみの発売とされていたが、後にPS4版もダウンロード専売でリリースされることが発表されたという経緯がある(*21)。 海外版では日本語パックが無料DLCとして配信されている。 当初は正史として作られつつも、非小島監督作品故に後々微妙な立場になっていった『MPO』と、同じく非小島監督作品で「メタルギアサーガ」完結後の時系列である『MGR』だが、本作マスターブックの年表にはスピンオフ作品とされつつこの2作の出来事も正史の一部としてしっかり記載されている。 特に『MPO』は以前は公式年表から省かれたり、小島監督が黒歴史と口を滑らせたりと扱いの悪さが目立ったが、本作のマスターブックでは詳細な解説こそ無いものの「正史に繋がる出来事を描いたスピンオフ作品」と紹介されており、決してなおざりにはされていないことがうかがえる(*22)。 オリジナルの『MGS2』はレーティングが『MGS1』と同じCERO C(15歳以上対象)だったが、マスターコレクション単体版は『MGS3』と同じCERO D(17歳以上対象)に引き上げられている。 賛否両論点で述べたように、本作はオリジナルから表現などの変更が一切ない単純な移植にもかかわらず、レーティングは上がっていることになる。当時よりCEROの基準が厳しくなったのだろうか? 「Vol.1」ということで「Vol.2」に期待するシリーズファンも少なくない。 特に正史作品でありながら未だPS3完全独占タイトルの『MGS4』や、GB/PSPと言った旧携帯機でしかプレイできないの外伝作品など、移植されたことの無いタイトルが収録されることへの期待も強い。 しかし、2024年3月19日に配信された「METAL GEAR PRODUCTION HOTLINE」において、現時点で「Vol.2」は収録タイトルも含め未定であることが公式に明言されている。 なお、この配信では新作タイトルの是非など『メタルギア』シリーズの今後についても語られている。詳細はこの記事を参照。
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『メタルギアソリッド』は、コナミコンピュータエンタテイメントジャパンが開発、コナミから発売された戦略諜報アクションゲームであり、メタルギアシリーズの3作目となる作品である。 本作品のシナリオは、米国のフォーチュン誌にて「20世紀最高のシナリオ」と称され、小説版のキャッチコピーでも使われている。ハード性能を活かした映像の他、兵士の吐く白い息等の描写で極寒のアラスカへの潜入を演出。詳細な人物設定等も評価されている。ファンサービスや、プレイヤーを意識したジョーク要素も話題となった。略称は「MGS」 ここではそのMGSの出演者について解説する オールド・スネーク プラント占拠事件から5年後(AD.2014年)。「オールド・スネーク」として登場。40代とは思えないほど肉体が老化しており、白髪に髭を生やした姿となる。低下した身体機能はマッスル・スーツを兼ねる新型スニーキングスーツで補い、リキッド・オセロットの抹殺を遂行すべく世界各地の戦場を転戦した。 雷電(らいでん) オタコン ロイ・キャンベル 元アメリカ陸軍軍人。旧FOXHOUND司令官。身長183cm、体重77kg。 アメリカ海兵隊、グリーンベレー(米陸軍特殊部隊)、デルタフォース(米陸軍特殊部隊D作戦分遣隊)を経てFOXHOUNDに入隊、実戦から裏付けられた作戦立案能力を買われ副司令官となる。アウターヘブン蜂起後、当時のFOXHOUND司令官ビッグ・ボスが失踪し、司令官へと昇格。暗号制を廃止し、単なる単独潜入のエキスパート部隊を、衛星などを活用したハイテク特殊部隊に育て上げる。ビッグ・ボスの直感的かつ野生的な戦略とは打って変わり、綿密で慎重な作戦計画を練り、「OPERATION INTRUDE F014」の作戦司令官を務めた。ビッグ・ボス時代のFOXHOUNDを知る、数少ない指揮官。 戦闘中に無線でアドバイスをくれる・・・・・かも ナオミ・ハンター メリル・シルバーバーグ リキッド・オセロット ヴァンプ キャラクター紹介へ戻る
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登録日:2012/04/29(日) 10 00 39 更新日:2023/10/27 Fri 23 50 18NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 4月29日 MGS2 ビッグ・シェル フナムシ メタルギアソリッド 事件当日に建った項目 六角形 真下には真実 メタルギアソリッド2に登場する架空の建造物。 反メタルギア財団「フィランソロピー」のメンバー、ソリッド・スネークによって引き起こされた「タンカー沈没事件」で、大量の原油に汚染されたマンハッタン湾の海水を除染するために建造された施設。事件から2年が経過したがまだ除染は続行されており、環境保護のシンボルとしても知られる。 ■施設概要 外見は、六角形の「脚」と呼ばれるユニットが6つに、四角い中央棟が配置されたものが南北に二つ(それぞれ、南側がシェル2、北側がシェル1と呼ばれる)繋がっている。上から見ると、大きな六角形が2つ並んだ状態である。 さらに2つのシェルの間には、同じく六角形になるようにオイルフェンスが設置され、汚染水の流出を防いでいる。 各脚はアルファベット順でA〜Lと名付けられ、それぞれの脚が独立した機能を持っている。 ■各脚の役割 A脚…汚染水を汲み上げるポンプ施設。脚底部には海洋調査用の小型潜水艇があり、また原油を食べて分解できるように品種改良されたフナムシが大量に生息する。 MGS1の「搬入口」に似ている。 ここのC4は南西のパイプゾーンの中。また、無臭爆弾が潜水艇の下についている。 物語の始まりの場所であり、フォーチュン戦の舞台。 B脚…ビッグ・シェル全体の電気を管理する変電施設。 ヴァンプに切り捨てられたSEALs兵はMGS1の「核弾頭保存棟B2」に似ている。 ここのC4は室内の配電盤の扉の裏。 前述のヴァンプ、プリスキンとの初対面の場。 C脚…職員の食堂。 ストーリー上女子トイレに入らないといけないのはMGS1の「核弾頭保存棟B1」に似ている。 ここのC4は女子トイレの鏡の上。 ピーター・スティルマンはここの貯蔵庫に常に隠れている。 ____ / / /| | ̄ ̄ ̄ ̄| | ((( _| | |__ / |____|/ / 雷電(なんだ、あれ…!?)  ̄ ̄  ̄ ̄ D脚…汚染水の除染の一角を担う、沈殿池。大まかな汚れはここで取り除かれる。 特にMGS1と似ているところはない。 ここのC4は西の一階、排気口の蓋を開けたところにある。 ここの北の通路のみ、シェル2に行ける。ハリアーII戦の舞台。 E脚…屋上はヘリポートで、内部が貨物の集配場。貨物はダンボールに詰められ、集配機で自動で選別されて各脚に送られる。 MGS1の「ヘリポート」に似ている。 ここのC4はヘリポートに留まっているハリアーIIの下と、難易度によっては一階の荷物にも。 ファットマン戦の舞台。ここの地下のオイルフェンスはL脚に繋がっているが、カード5が無いと行けない。 F脚…物資を貯蔵する倉庫。 MGS1の「兵器格納棟B2」に似ている。 ここのC4は2階の西からエルードして降りたところ。 MGS1と同じく、ほとんどの武器はここで入手する。 シェル1中央棟…会議室と、電算室が設けられている。 MGS1の「兵器格納棟B1」「核弾頭保存棟B1」に似ている。 ここのエリアは敵が多いため、メリルのように敵兵に変装して進む。 人質の中から指向性マイクを使ってエイムズを探す。 シェル2中央棟…汚染水を除染する濾過室。 MGS1の「兵器格納棟B2」「核弾頭保存棟B2」に似ている。 オタコン救出のときのようにリモコンミサイルで配電盤を壊して電流床を止める。 大統領に「らりるれろ」の正体について教えてもらう。 L脚…汚染水の処理場。海上のオイルフェンスに降りることもできる。 狙撃銃を使い、とある人物を護衛する。 ■作中での経歴(ネタバレ注意) タンカー沈没事件から2年が経過した頃、「サンズ・オブ・リバティ」と名乗る武装集団に占拠される事件が起こった。 視察に訪れていた、合衆国大統領ジェームズ・ジョンソンを含む多数のVIPを人質に取り、政府に300億ドルもの現金を要求した。 おまけにビッグ・シェルに爆弾が仕掛けられたため、もし爆破されれば原油と除染に使用される薬品が燃え上がり、マンハッタン湾は有史以来最悪の環境破壊に襲われる可能性になった。 未曽有の事態に、政府はSEALsを投入。爆弾の解除には、海軍爆発物処理学校の教官を務めるピーター・スティルマンを招致。さらに、極秘裏に特殊隠密部隊「FOXHOUND」の隊員、雷電が派遣された。 が、SEALsは武装集団に参加していた特殊部隊「デッドセル」によって全滅し、シェル2の爆弾の解除も失敗、一部が浸水してスティルマンも殉職してしまう。 残りの爆弾は雷電と、SEALsの生き残りであるイロコィ・プリスキン中尉によって解除され、ビッグ・シェル全体が崩壊するのは防がれた。 さらに、テロリストの持ち込んだハリアーと雷電の戦闘でシェル1〜2間の連絡橋が破壊されるなど、被害を受けている。 以下、さらなるネタバレ ゲームで、前日譚であるタンカー編をプレイした方にはすぐわかっていただろうが、タンカーを沈めたのはスネークではないし、原油も流出してなどいない。 ビッグ・シェルの正体は、海軍で開発され、建造中の超大型メタルギア、「アーセナルギア」の隠れ蓑である。 サンズ・オブ・リバティのリーダー、ソリダス・スネークに、アーセナルギアに搭載された「愛国者達」の情報がのったAI「G.W.」を狙われて占拠されたのである。 除染は一応行われてはいたが極めて小規模で、作業を長引かせるためにわざわざ新しい原油を補給していたという。 なんともったいない…… 最後はソリダス達によりアーセナルギアが起動され、ビッグ・シェルは全て崩壊した。 殺害された大統領とSPの一人、リチャード・エイムズを除き、人質たちは崩壊直前にオタコンの操縦するヘリで救出された。 ちなみに、E脚では、複数手に入るダンボールごとに特定の場所に移動出来る。 追記修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- コメント欄 PW/Vのマザーベースは同じ海上プラットフォームだけにビッグシェルを彷彿とさせる -- 名無しさん (2015-11-25 14 46 26) RAYを載せたタンカーの後に本物の原油タンカーを沈めたらしいがそれも結構無理があるよな。雷雨でなければ普通に周囲や上空から見られてたはず -- 名無しさん (2023-09-18 12 18 47) 名前 コメント